イントロダクション
2013年2月発表 本編・約6分40秒
野村不動産グループによるイベント「プラウドボックス感謝祭」、「プラウドタイム感謝祭」にて上映された短編作品。野村不動産「PROUD」とのコラボレーション作品で、「未来」「家族の絆」という大きなテーマを、共感誘う暖かな物語で表現している。
その後、2013年5月31日に映画『言の葉の庭』が公開された際、劇場で同時上映された。制作がほぼ同時期だったこともあり、本作には、『言の葉の庭』に登場するシーンと同じ場所も登場する。
あらすじ
舞台は少し未来——。
就職を機に一人暮らしを始めた岡村綾、通称「あーちゃん」は、社会人2年生。
実家で猫のミーさんと暮らす父は、あーちゃんをいつも気にかけているが、二人の間には微妙な距離が。
ある夜、仕事で疲れた身体をベッドに横たえ、目を閉じるあーちゃん。幼いころ、家族で過ごした楽しい日々や寂しさ、ずっとそばに居てくれたミーさんの姿——次々と思い出が蘇る中、一本の電話が……。
スタッフ
- 監督・脚本・絵コンテ・演出:新海誠
- キャラクターデザイン・作画監督:鈴木海帆
- 主題歌:和紗「それでいいよ」
- 原画:新井亨、山本早苗、 鈴木海帆
- 美術監督:丹治匠
- 3DCG:竹内良貴
- 撮影:三木陽子、尾身千寛、新海誠
声の出演
- ナレーション:平野文
- 岡村綾(あーちゃん):花村怜美
- 岡村浩司(お父さん):小川真司
- 遠藤璃菜、下崎紘史、石嶋久仁子、藤原由林